
「夢をかなえる生徒手帳2008」より
■心の鎖をたち切ろう
難しい出来事に出会ったとき、多くの人は「もうこれ以上はできない」「自分には無理だ」と
自分自身が勝手につくりあげた“限界”によって、何もすることができなくなります。しか
し、夢をかなえるためには、“限界”という鎖をたち切り、本来持っている能力をとき
はなたなければなりません。
ろうや
多くの人は、自らを牢屋に閉じ込め、そのカギは実は自分が持っていることにも気づか
ず、人生を送ってしまいます。カギとは、すべての人々に与えられたあらゆる問題を解決
し、目標達成に向かわせる力のことです。自分の力がどんなものであれ、それを活用でき
ないのならば、その力はないのと同じです。
なぜ、“限界”という鎖に心をしばられ、夢を実現することができないのでしょうか。その大
きな原因の1つは、夢の実現をじゃまする言葉が、私たちの周りに多く存在しているから
です。
例えば、「プロスポーツ選手」や「歌手」といったあこがれの夢について語ったとき、「なれ
るわけない」「ばかなことを言っている」「現実を見なさい」と周りの人たちに否定されがち
です。そのため、無意識のうちに「無理だ」「できない」と心を鎖でしばりつけ、自分のなか
で“限界”をつくりあげてしまうのです。
私たちは生まれてから大人になるまでに、平均で合計14万8000回ものマイナスの言葉を
新聞やテレビ、周りの人たちから聞かされて育つといわれています。これらの言葉は、私
たちの脳を、消極的な心構えになるようにしむけてしまうのです。これは夢を実現する上
で、大きな障害となってしまいます。
では、夢を実現させるために、積極的な心構えになるようにするにはどうしたらよいので
しょうか。
■プラスの言葉をインプットする
夢をかなえるために、積極的な心構えになるには、プラスの言葉を意識的に選択
し、取り入れるようにしましょう。「必ずうまくいく」「私はできる」といったように、プラスの
言葉で自分自身を説得することで、消極的な心構えが積極的な心構えに変化をし、限界
という心の鎖をたち切ることができるのです。
プラスの言葉で自分自身を説得しようとするとき、これまで心を支配していた
マイナス の言葉(「やはりうまくいかないのでは」など)が反射的に聞こえてきて
しまうことがあるかもしれません。そのようなときは、「必ずうまくいく」を現在
進行形に言いかえて「うまくいきつつある」と言ってみましょう。これにより、
言葉の持つ意味を、君自身がより現実的にとらえ、信じることができるようにな
ります。
このほかにも、インプットの方法はいくつかあります。たとえば、実際に声に出し
て言ってみる方法です。声に出すことで、自分の耳から言葉をインプットします。
視覚からアプローチするのであれば、この紙に書き出して、それをくり返し見る
と効果的です。
■自信を強化する方法
明確な目標を持ち、計画を実行していれば、自然と自分に自信が持てるようになります。
くり返しプラスの言葉を唱え、夢が実現したときのイメージを思い描くことで、自信は
夢を実現する信念へと変わっていきます。
次の文章は、サッカーの中村俊輔選手も自分の気持ちをふるい立たせるためにノートに
書き写していたといわれるナポレオン・ヒル博士の言葉です。くり返し読んで、「私は
できる」と自分自身を説得しましょう。
負けると思ったらあなたは負ける 負けてなるものかと思えば負けない
勝ちたいと思っても、勝てないのではないかと思ってしまったら、 あなたは勝てない
負けるのじゃないかな、と思ったらあなたはもう負けている というのも、成功は人の考えから始まるからだ
すべてはあなたの心の状態によって決まるのだ
自信がなければあなたは負ける こうよう 上に登りつめるには高揚した精神が必要だ 何かに勝つためには自信が必要だ たたか 人生の闘いに勝つのは、必ずしも最も強くて 最もすばしっこい人ではない
最終的に勝利をおさめるのは、「私はできる」と思っている人なのだ |