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「今、行きます」は“I’m going.” ???
アメリカはニューヨークにはるばる留学に来たある女の子の話。 留学2日目の夜のこと、用意された個室で勉強していると、“Dinner is ready!”(夕食の準備ができたわよ)という声が。
「そういえばおなかペコペコ……」と、大きな声で“Now I’m going!!”と答えました。 もちろん「今、行きます」と言いたかったんですね。
「今日のごはんは何だろう」と期待してダイニングルームへ入ると、あれ……? なんと自分の食事だけ用意されていません。
「あれ……?」という顔をしたのはホストファミリーも同じ。「あなた今から外出するって言ってなかった?」と言われてしまいました。
「そんなこと言ってません。『夕食の準備ができた』って言われたから、私はちゃんと『今、行きます』って言ったのに」と必死に訴えます。
「そうでしょ。ちゃんと『今から外出します』って言ったでしょ!?」とホストマザー。
「そう。ちゃんと『今、行きます』って……」
「だから、『外出する』って言ったから……」
あれ……。もしかして…………
そうなんです。英語ではgoとcomeの使い方が日本語と少し違うんです。
相手のもとに『行く』のは、英語では“come”と言うのが普通なんですね。
もし“go”と言うと、それは相手のもとから「離れて行く」ことを指すんです。
だからこの場合「今、行きます」というのは“I’m coming.”と言わなくてはいけなかったんです。I’mを省略して“Coming.”と言っても親しい間柄なら構いません。
“I’m going.”と言うと、相手のもとから離れて行くことを指すので、ホストマザーが「彼女は今から外出するから、夕食はいらないのね」と思ったとしても不思議ではなかったのです。
同様に「今からお前んち行ってもいい?」は“Can I come to your house now?”となります。
外国人の恋人ができた時、“Would you come here to my room now?”(今から僕の部屋に来てくれないか)と電話で言われて、喜んで“I’m going now!!”と言った日にはとんでもないことになるのでご注意を…………!!
あ、でもたとえば2人で「海に行こうよ」というのは、普通に“Let’s go to the sea.”とgoを使いますよ。別に会話の相手から離れるわけではありませんが……。 この場合、2人で一緒にその場から「離れて行く」わけですから、goを使うんですね。
え、ややこしいって……?
まあ、外国語ですから………… (笑) |
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